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第7回「家庭教育を見なおすフォーラム」

 「家族・地域のきずな」フォーラム全国(富山)大会が、11月18日(日)、富山市のボルファートとやま、サンフォルテなどを会場に開催された。
 この大会は、子どもを育む家族の素晴らしさや価値が国民に再認識されることが必要であることから、内閣府及び富山県が主催となり、今回初めて富山県での開催となった。
 こうした中、「わが家のきまり」カードの作成など家庭教育に取り組む当会教育問題委員会が、「伝えよう、“親心”〜親として、企業人として」をテーマに分科会を担当し、活動報告やパネルディスカッションなど経済人の立場から、家庭教育に関する意見を発表した。
 サンフォルテを会場に開催した分科会では、定員を超える100名の方々に参加いただき、千田由美子副委員長の司会のもと、まず中尾哲雄代表幹事が挨拶し、「会社の託児所で子ども達を見ていると、本当に愛らしい。日々犯罪のニュースが流れているが、こんな子供たちの中から事件を起こす者などは絶対に出ないと思う。生まれたままの素直な大人になってもらうには、結局は家族、親の問題ということになるだろう。今日は家族の日。改めて家族の大切さを考えてみていただきたい」と呼びかけた。 



●中尾代表幹事

●藤井 久丈 教育問題委員長  
 
 続いて、藤井久丈委員長から当会が家庭教育に取り組む意義やこれまでの活動状況などについて報告があり、「社会の変化は目まぐるしいが、今後とも経済人の立場から家庭教育の充実に焦点を当て同友会らしい活動を展開していきたい」と述べた。
 パネルディスカッションでは、3名のパネリストから発表をいただき、神川康子富山大学人間発達科学部教授からは、「親を学び伝える学習プログラムというものを昨年1年かけて作成した。親子の様々なエピソードを紹介したプログラムで、皆さんにもこのプログラムを活用して、親の役割や子供との接し方を学んでもらいたい。また、企業の方々には、戦力になる企業人であることのみを要求しないで、バランスのとれた人間であることも重視してほしい」と訴えた。
 


 続いて、兜x山富士通の新鞍清志氏から、社内で取り組んでいる仕事と子育ての両立支援について報告があった。新鞍氏は「女性の育児休職制度の利用状況は100%。課題はやはり男性。職場の理解と環境、雰囲気づくりや父親の育児参加に関する意識啓発に取り組んでいる」と述べた。
  続いて、大橋聡司副委員長・富山県高等学校PTA連合会会長からは、高P連の活動状況や経営者の立場からの家庭教育支援について発表があった。大橋副委員長は「子供たちの教育の基本は家庭であるという認識に立ち、高P連では親としての研鑽に努めている。ただし、最近、子どもとどう向き合えばよいかわからないという意見も多く出されており、大きな課題であると思っている。 また、経営者の立場からは、子育てとの両立支援や従業員の家庭教育支援は昨今の環境問題と同様に、企業が当たり前に取り組むべき問題」と訴えた。
  終わりに、コーディネーターの藤井委員長から「今日は『親心』をテーマにしたが、命を伝えることが親心、コミュニケーションを取る事が経営者としての親心、親として余裕を持つことが親心に通じるなどいろいろな意見を出していただいた。やはり家族や地域のきずなを深めて、家族、地域の大切さを次世代に伝えるということが私たちにとって必要ではないかと思う。皆さんもご 家庭に持ち帰って考えてほしい」と分科会を締めくくった。  

●パネリストのみなさん
 
●全体会でのパネルトーク
 続いて、ボルファートとやまで全体会が開催され、早見優さんなどが加わったパネルトークでは、藤井委員長もパネリストとして参加し、聴衆400名を前に当会教育問題委員会の活動状況などを説明した。
 



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