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2019.02.03
イベント

女性の力を富山に呼び込もう 富山おかえりプロジェクトⅡ

働き方改革委員会(石坂兼人委員長)は2月13日(水)、新宿ミライナタワーマイナビルームにおいて「富山おかえりプロジェクトⅡ」を開催し、会員20名、首都圏在住の社会人女性18名の計38名が参加した。
当プロジェクトは、経営者と首都圏で働く富山県出身を中心とした社会人女性が直接話し合うことで、お互いが考えていることや求めていることを理解し、富山へのUIJターンのきっかけを作ることを目的に昨年度第1回を開催し、今回は2回目の開催となった。
社会人女性18名のうち6名が前回参加者であり、「前回の富山おかえりプロジェクトに参加してから富山へのUIJターンを考えるようになった」といった声が聞かれ、会場が熱気に包まれた中で開始した。

開会にあたり、新田八朗代表幹事が「富山は田舎と思われているかもしれないが、近年の交通手段の発達により人の行き来が活発になってきており、インバウンドも増えている。ここ5年間での路面電車の利用者増加率が日本一となるなど、富山は変わりつつある。今回のイベントを通じて、首都圏にお住まいの女性の皆さんに“変わりつつある”富山の情報提供を行い、富山の企業を知ってほしいと考えている。ぜひ、有意義な時間を過ごして欲しい」と挨拶した。

新田代表幹事

まず、第一部の座談会では3人の講師による講演会を行った。まず「富山の魅力を再発見!~旅の人から見る富山~」と題して、当会会員である全日本空輸㈱富山支店長 井上かおり氏が講演した。井上氏は全国からみた富山の姿として、2018年度幸福度ランキングが全国2位であることを紹介し、首都圏女性が抱く富山のイメージに対し、自身が実際に富山に住んでみて感じた暮らしやすさや素晴らしさを県外出身者から見た目線で語り、富山に帰省の際は車でなく是非自分の足で歩いてみて魅力を再発見して欲しいと呼び掛けた

全日本空輸㈱ 井上かおり支店長

次に、「富山へのUターンを経験して」と題し、㈱北陸銀行コンサルティング営業部の岡島奈美子氏が24年間いた東京から富山へUターンした実体験を紹介した。当初、自分を受け入れてくれるのかといった不安があったが、実際にUターンしてみると取り越し苦労だったと話し、友人から「東京時代は目が三角だったが、富山にUターンしてからは丸くなった」と言われたエピソードを披露し、「Uターンした自分の“今”がすごく気に入っている」と締めくくった。 

㈱北陸銀行 岡島奈美子氏

最後に「今どきの転職事情~UIJターン就職、地方で働くということ~」と題して㈱マイナビ 転職情報事業本部転職採用推進部長 清水美加氏が講演。現在UIJターンが非常に注目を浴びており、地方で働きたい人が増えている状況の中、近年では若年層の希望者が増加していることを紹介した。そして清水氏自身が2人の子育て中ということで富山の待機児童ゼロ、夫婦で働きやすい環境が整えられている点について非常に羨ましく感じていると語った。また、井上支店長が紹介した幸福度ランキングについても言及し、もっと周知やPRすべきであると熱く語り講演会を終了した。

㈱マイナビ 清水美加氏

その後、会員と社会人女性が8組のテーブルに分かれ、自己紹介の後にUターンに対して抱く思いを社会人女性が語り、会員が熱心に耳を傾けた。「今の長い通勤時間を短くしたい」、「富山で自分がやりたい仕事に出会うことができるだろうか」、「富山のせまいコミュニティになじめるか不安」など、社会人女性が抱える不安や要望を会員が真摯に受け止め、経営者として、また一人の人生の先輩として仕事面から生活面まで細やかな温かい言葉をかけていた。
どのテーブルでも終始和やかな雰囲気で、途切れることのない活発な意見交換が行われた。

座談会終盤には、「富山で働く・暮らすことの魅力」と題して、当会会員である㈱ワールドリー・デザイン代表取締役 明石あおい氏が自らのUターンの経験を語り、富山で働くメリットについて「努力がちゃんと報われる」「新しい“何か”を生みやすい」「生活自体が経験・実績になる」と紹介した。

㈱ワールドリー・デザイン 明石あおい氏

座談会の閉会にあたり、石坂委員長が「本日の参加企業は20社であるが富山経済同友会の会員は400名以上いる。今後はそのネットワークも是非利用して欲しい」と挨拶した。
引き続き第二部の懇親会が蔵堀祐一富山県総合政策局長の挨拶と乾杯で開始した。立食で行われた懇親会では、座談会での意見交換より一層踏み込んだ質問や、座談会で接することができなかった参加者との交流が盛んに行われ、また同じくUIJターンを考える女性参加者同士が親交を深める場となった。

働き方改革委員会 石坂兼人委員長

閉会にあたり麦野英順代表幹事は「自分の経験も含め年齢によって感じる富山の景色は違ってくるので、ぜひ一度立ち止まって感じてみてはどうか。本日の講演を聞いて自分自身が富山の素晴らしさをまだまだPRできていないと反省したが、本日参加の皆さんにはこれからも“ふるさと富山”をたまに思い出して、首都圏にいても富山の応援団でい続けて欲しい」と挨拶した。

麦野代表幹事

今回の「富山おかえりプロジェクトⅡ」は、前回の第1回同様、富山県へのUIJターンの興味の高さを実感する事業となった。また、参加した社会人女性の当事業に対する関心が非常に高かったことも印象に残った。会員が社会人女性の生の意見に触れることができ、また富山県企業が女性の力を求めていると直接情報発信することができ大きな収穫となった。
今後、参加会員からの意見や社会人女性からのアンケートを踏まえ、今後の企画・運営方法等について検討を行っていく。