テクノロジー・プラットフォーム・イノベーションで業界を変革! 松本恭攝氏講演―3月会員定例会― | 富山経済同友会

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2021.03.03
定例会

テクノロジー・プラットフォーム・イノベーションで業界を変革! 松本恭攝氏講演―3月会員定例会―

3月会員定例会が3月3日(水)、富山第一ホテルで開催され、ラクスル株式会社 代表取締役社長CEOの松本恭攝(やすかね)氏が「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」と題して講演を行った。

リモート登壇する松本 恭攝 氏


講演会は人財創出委員会(中澤宏委員長)が主管し、東京と会場をオンラインで結ぶリモート登壇の形で行われ、会員等約160名が参加した。

松本氏は、まず故郷富山への想いに触れてから、自社の歴史と変革してきた業界のサービスについて説明、印刷業界の「ラクスル」、物流業界の「ハコベル」、広告業界の「ノバセル」という3つのサービス運営について解説した。
また、自身が重視するビジネスの考え方としてシェアリングエコノミーとプラットフォームを掛け合わせた自社の造語、「シェアリングプラットフォーム」について説明した。製販一体の垂直統合型のビジネスモデル、ピラミッド構造の問題点を指摘し、こうした産業構造を、インターネットテクノロジーを入れて変えていくことが自社のミッションだと伝えた。

会場風景


最後に、今の大河ドラマの主人公・渋沢栄一は人生のロールモデル。渋沢さんのように何百という数は難しいが、大きな業界を10個ぐらいは変えるテクノロジー・プラットフォーム・イノベーションを起こしていきたい。二、三十年をかけて21世紀の様々な産業インフラをつくっていきたい、と壮大なビジョンについて語り、講演を締めくくった。