2021年度定時総会 -6委員会体制で事業を推進- | 富山経済同友会

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2021.04.27
イベント

2021年度定時総会 -6委員会体制で事業を推進-

4月27日(火)、2021年度定時総会が富山国際会議場で開催され、会員約200名が出席した。

2021年度定時総会

冒頭、塩井代表幹事が開会挨拶を行った。
麦野英順代表幹事が議長を務め、①2020年度事業報告、②2020年度決算案、③2021年度事業計画、④2021年度予算案、⑤規約改定、⑥新役員選任の6議案について審議が行われた。2020年度事業報告では牧田和樹副代表幹事が概要報告を行い、各委員長が活動状況を説明した。また、板谷聡会計監事が2020年度決算案の監査報告を、牧田副代表幹事が2021年度事業計画の説明を行い、いずれも原案通り承認された。

2021年度事業計画では、創立60周年記念事業として定時総会後の記念式典で①新型コロナウイルス感染症対策に尽力されている医療従事者への支援のため富山県に寄付する、②SDGs宣言を行う、③6月12日に富山県出身の安宅和人氏(慶應義塾大学環境情報学部教授、ヤフー㈱CSO)の講演会をすることを決めた。また、前年度から1委員会削減し、6委員会に再編し、「持続可能な企業経営」、「持続可能な人づくり」、「持続可能な地域づくり」をテーマにSDGsを推進することが決定された。

役員の選任では、中村厚氏(日本クレアスコンサルティング㈱代表取締役)が会計監事に選任された。本田百合子氏は会計監事を退任し特別幹事に就任、6名の新幹事の選任も承認された。

総会終了後、創立60周年記念式典を開催した。

塩井代表幹事 定時総会開会挨拶
産学官連携でSDGsを推進していこう

塩井代表幹事

総会の開催にあたり一言ご挨拶申し上げます。2020年度を振り返りますとコロナのパンデミックにより社会が大きく変化し、人々の暮らしや価値観に大きな変化が起きた年でした。また、行動制限によって大きな打撃を受けた産業と、巣篭り需要による好調な産業との違いが鮮明に出た1年でもありました。
そのような環境変化の中、当会は海外視察事業や各地同友会との交流事業の中止があったものの、リアルとオンラインを交えながら積極的に会員定例会や委員会活動を行いました。年度末には教育問題・人財創出・地域創生の3委員会で県、市、教育委員会に対する大変有意義な提言を行い、その他の委員会も内容のある活動報告を出すことができました。会員各位のご協力に感謝申し上げます。
さて、2021年度が始まりました。今年はコロナワクチンの接種を70%の国民が受け集団免疫ができることで行動制限がなくなり経済が復調するという楽観論と、変異ウイルスに対してワクチン効果が薄れ状況が今と変わらないという悲観論がありますが、私は世界中にワクチンが行きわたり治療薬ができないと感染は収まらないことから、数年は一進一退のwithコロナ時代が続くと思っています。
このような視点から、当会の2021年から2030年の活動指針として、このあとの60周年記念式典においてSDGs宣言を行い、委員会体制もSDGs実践体制としていきたいと考えております。
ポストコロナ時代のニューノーマルを考えると、われわれの企業がSDGsを経営課題としてとらえ、新たな製品やサービスを生み出し、結果としてDXやグリーンイノベーションが進むよう、新たな価値創造を行っていく必要があります。
当会も新たな価値創造を目指し、各委員会は行動指針「創造する経済人 行動する同友会」に加え、富山県、市町村、大学と連携しながら活動したいと思っております。
是非とも会員諸兄の積極的な委員会活動ならびに同友会活動への参画をお願い申し上げ、定時総会冒頭のご挨拶とさせていただきます。