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みんなで夢を話し、未来を創ろう 伊藤羊一氏講演 -10月会員定例会-
みんなで夢を話し、未来を創ろう 伊藤羊一氏講演 -10月会員定例会-
10月会員定例会が10月13日(金)、ホテルニューオータニ高岡で開催され、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長の伊藤羊一氏が「この国が再び立ち上がるために」と題して講演を行った。今回はアントレプレナーシップ小委員会(村上宏康委員長)が主管し、会員約76名(オンライン視聴含む)が参加した。
最初に伊藤氏は、人間の基本的な部分は変わっていないが、テクノロジーにより世界が変化すると述べ、自動車やデジタルデバイスの登場により短期間で生活スタイルの変化した事や、オンライン授業のカンファレンスを6日でゼロから千人集める事が出来た自身の実例を紹介し、「皆が普通に使っているものもアイデア次第で様々な事が自由に出来るので、食わず嫌いせずにチャレンジして欲しい」と伝えた。
また、AIの次に台頭するもとしてIoTが来るだろうと述べ、全てのものがインターネットにつながるIoEがこれからの重要なトレンドとなると説いた。加えてAIは人間を超えるとは思っていないが、データ量は莫大であるので正解を出すのは得意であることから、「こうなったらいいと思う事がテクノロジーを使って出来るようになるので、何をやりたいのかが重要になってくる」と訴えた。
さらに、日本とアメリカのバブル崩壊以後の経済成長の違いはアントレプレナーシップであり、現在のテックジャイアントは個人の欲望で生まれたが、日本の文化では否定してきたので生まれなかったと語り、今はリーダーが正解を知る時代ではなく、一人一人が「どうしたいか」を問われているので、「Lead the Self」、つまり自分自身をリードすることが必要となると述べた。
最後に自身の「譲れない想い」を詰め込んだ武蔵野EMCの取り組みを説明し、大事なことは「みんなで話すこと」、「みんなで夢を話すこと」だと伝え、みんなで話をしながら、未来を創っていきましょうと講演を締めくくった。