12月4日(月)、令和5年を締めくくる12月会員定例会をANAクラウンプラザホテル富山で開催。会員、来賓ら約200名が出席した。今回は企業経営委員会（高木悦郎委員長）が主管し、株式会社ユーグレナ代表取締役社長の出雲充氏が 「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。」と題して講演を行った。

　講演の前段で出雲氏はミドリムシとの出会いと起業、そして、何百回ものチャレンジを繰り返しながら大学発ベンチャーを東証一部上場企業にまで育て上げた経緯を語った。

　後段では、イノベーションを起こすために必要なこととして、「日本では新しいことにチャレンジする人に対し、『前例がない、危ない』などと厳しい目を向けがちだが、繰り返し努力することで必ず奇跡を成し遂げることができる。富山でも、若者に心の底から尊敬できる師匠（メンター）と、夢を持ち続けるためのアイテム（アンカー）の２つが揃えば、若者が何度でも繰り返し挑戦し、イノベーションを起こすことができる」と述べた。そして、「皆様経営者が若者のメンターとなり、若者に夢を持つきっかけと夢を追い続けるためのアンカーを与え応援してほしい」と熱く語り講演を締めくくった。