富山から日本を変えるリーダーを! 千本倖生氏講演会 -3月会員定例会- | 富山経済同友会

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2017.03.14
定例会

富山から日本を変えるリーダーを! 千本倖生氏講演会 -3月会員定例会-

3月会員定例会が3月14日(火)、富山電気ビルデイングで開催され、株式会社レノバ代表取締役会長の千本倖生氏が「アントレプレナーシップ(起業家精神)について」と題して講演を行った。講演会は環境問題委員会(東澤善樹委員長)が主管し、会員等約110名が出席した。
千本氏は、まず、当時、日本の市外通話料金が国際レベルの10倍であった状況を打破すべく、当時勤めていた電電公社を飛び出し、京セラの社長だった稲盛和夫氏と2人で第二電電(DDI、後のKDDI)を創業、今や時価総額8兆5,000億円という規模に成長するまでのエピソードを紹介した。

講師 千本 倖生 氏

次に、新しい事業を行うときに必要な7つのことを挙げ、力強く語った。

1 世の中のトレンドを周到に調べること
2 素晴らしいマネジメントチームをつくること
3 用意周到に準備をすること
4 周到に準備を重ねた上でリスクをとること
5 沈着に元の地点に戻る勇気を持つこと
6 一旦決めたら徹底的にやること
7 正当な経営思想を持つこと

さらに、現在の会社で取り組んでいるグリーンエネルギーについて触れ、これから日本ではバイオマスと洋上風力が主流になる。現在の日本におけるグリーンエネルギーの総発電量に占める割合は4.4%だが、今後非常に成長する余地があり、30%程度までに引き上げたいと語った。
最後に、世界には、事象を見て、分析し、周到に準備をして何かを引き起こすことができる人間は1割しかいないとし、富山経済同友会の若い人たちは、是非このような人になって、富山から、日本をシリコンバレー以上に変えるリーダーになっていただきたいとエールを贈り、講演を締めくくった。

講演会風景