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2019.04.26
イベント

平成31年度定時総会 -会員200名が出席し盛大に開催!人財創出委員会を新設-

4月26日(金)、2019年度定時総会がANAクラウンプラザホテル富山で開催され、会員約200名が出席した。
冒頭、新田八朗代表幹事が開会挨拶で、「富山において当会が、危機感なき『茹でガエル』を覚醒させる『蛇』になっていきたい」と語った。
総会は麦野英順代表幹事が議長を務め、①平成2018年度事業報告、②2018年度決算案、③2019年度事業計画案、④2019年度予算案、⑤規約改定、⑥新役員選任の6件について審議が行われた。2018年度事業報告では久郷愼治常任幹事が概要報告を行い、各委員長が活動状況を説明した。また、池田安隆会計監事が2018年度決算の監査報告を、桶屋泰三常任幹事が2019年度事業計画の説明をそれぞれ行い、いずれも原案通り承認された

2019年度事業計画では、多くの県内企業において喫緊の課題である人材不足での対応として、人財創出委員会を新設し県外から意欲ある人材を幅広く呼び込んでいくことや、健康委員会を働き方改革委員会に統合することなどが決定された。
役員の選任では、白倉三喜氏、稲田祐治氏が常任幹事に選任された。常任幹事の齊藤栄吉氏、横田格氏の退任ならびに11名の新幹事の選任も承認された。

平成31年度定時総会

総会終了後、山崎康至富山県副知事、森雅志富山県市長会長、芝田聡富山県商工労働部長を来賓にお迎えして懇親会を開催した。
麦野代表幹事の開会挨拶に続いて山崎副知事が来賓挨拶を行い、「北陸新幹線の開業効果を持続深化させるために経済界などと連携を深めたい。また、『新富山県ものづくり産業未来戦略』に基づき、オープンイノベーションの推進、IoT、AI導入促進などに積極的に取り組み、ものづくり産業の競争力強化を図る。」と述べられた。
続いて森富山県市長会長が、「(公社)経済同友会の『危機感なき茹でガエル日本』を読んだ。新しい時代に入る今こそ茹でガエル状態を脱して力強い日本を作っていくことが大事だ。」と述べ乾杯した。

山崎副知事

森市長会長

乾杯後、前年度年末懇親会以降に入会した新会員の紹介が行われた。合わせて、県外から出席いただいた「全国立山大使の会」会員2名も紹介された。
会の終盤にはソプラノ歌手の髙橋美咲さん、ピアニストの中川歩美さんが彩りを添え、参加者全員で富山県ふるさとの歌「ふるさとの空」と唱歌「ふるさと」を合唱した。
最後に塩井保彦副代表幹事が閉会挨拶を行い、盛会のうちに終了した。

懇親会


定時総会開会挨拶 代表幹事 新田 八朗

「蛇」になっていきたい

本日はご多用の中定時総会にお越しいただき、ありがとうございます。2018年度も皆様の積極的なご参画により、当会らしい様々な事業を実行できました。心より御礼申し上げます。私からは、この1年の活動について3点申し上げたいと思います。
昨年8月に「代表幹事北京ミッション」として北京に行き、デジタル先進国となった中国の「今」を見てきました。スタートアップから間もない4つの会社を駆け足で巡ってきました。有線通信のインフラ整備が遅れていたために一気にモバイル先進国になったことや、信頼できる通貨が無く現金関連のインフラも乏しいところから一気にキャッシュレスの先進国となったことなど、周回遅れがトップになることがあり得ることを目の当たりにした視察でした。
9月末から10月にかけては海外経済視察でアメリカ合衆国北東部に行ってきました。スタートアップを育むインキュベーターの機能や、誕生して間もない多くの企業に次々と資金が集まるシステムが確立されており、このような土壌の上にデジタルプラットフォーマーが生まれる、そのようなところにアメリカの強さや見習うべきところがあると感じた経済視察でした。
本年4月には新潟市で開催された第32回全国経済同友会セミナーに参加しました。基調講演は落合陽一さん、何と31歳であります。講演で印象に残ったのが「デジタル発酵」という言葉です。今ある色々なモノやコトをデジタルが麹のような役目をして発酵させ、これが現在の社会課題の解決に繋がっていくという意味です。ポイントは、デジタルはコストが限りなくゼロに近いということです。低コストで色々なものを発酵させて変えていくことが、今後の我が国や世界の変革に繋がるということを、息子のような落合さんから教えていただきました。そして(公社)経済同友会の小林喜光代表幹事のスピーチは、「茹でガエル日本、何をやっているんだ!」という警告でした。茹でガエルを覚醒させるには蛇が要るという話でした。ここで我々経営者が蛇になって、「茹でガエル日本」を覚醒させる。ガッツを持った経営者に期待したい、そのようなファイナルスピーチはとても感動的でした。
今年度の当会は、富山における「蛇」になっていきたいと思います。皆様の引き続き積極的な当会活動へのご参画をお願い致します。

 

懇親会開会挨拶 代表幹事 麦野 英順

地方創生、地域活性化にどう取り組むか

山崎副知事、森市長会長、芝田県商工労働部長にはご多用の中ご出席いただき、ありがとうございます。そして昨年設立しました「全国立山大使の会」からは、広島から花野さん、東京から村上さんがお越し下さいました。当会を代表して厚く御礼申し上げます。
平成も残すところ本日を含めて5日になりました。4月1日に発表された新元号「令和」は、大変品格のある素晴らしい名前だと思います。「令」という字は元号には初めて使われ、今回は漢籍ではなく日本の古典「万葉集」が出典となりました。また、「令和」の発案者が、万葉集研究の第一人者である高志の国文学館館長の中西進先生だということは、私どもふるさと富山の誇りだと思います。
昨年は明治維新から150年の年でした。「強い日本」を目標に明治時代が始まり、大正時代は大正ロマンや大正デモクラシー、昭和の前半は戦争の時代でした。1945年の敗戦がちょうど150年の折り返し地点、そして「豊かな日本」を目指すことになります。前回の東京オリンピック前後の高度経済成長の際、世相を表す言葉として出てきたのが福田元首相が命名した「昭和元禄」でした。「武士の家計簿」の著者で歴史家の磯田道史さんが「平成は宝永にあたる」と書いていました。宝永は元禄の次の元号であります。この時代には宝永大地震や富士山の大噴火があり、阪神淡路大震災、東日本大震災など様々な災害があった平成は、宝永とそっくりだったと言われています。宝永の後は正徳です。この時代に活躍したのが新井白石で、彼は政治改革、財政改革に手腕を発揮しました。新しい令和の時代、日本の行財政改革は喫緊の課題ですが、令和35年には日本の人口が1億人を切り、65歳以上の老齢人口が38%に上昇することが確実だそうです。
そのような中で、先程、令和元年度の当会の事業計画が承認されました。大変厳しい時代の中で地方創生、地域活性化にどう取り組んでいくのか、当会として、また各委員会で真剣に意見を出し合い、そして提言を行い、皆で力を合わせて行動していきたいと思っておりますので、是非、今年度も多数の皆さんの当会活動へのご参加をお願い致します。
最後になりましたが、会員ならびに会員企業の益々のご繁栄を祈念致しまして、ご挨拶とさせていただきます。